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『邦寿半世紀を迎えての道』


本日2007年の4月5日は鉄九郎の47歳の誕生日でありました。約20数年の友として来ているのに、 その誕生日を人から聞いて思い出し!慌てて祝メールを打っている自分に少々情けなさを感じ今日はたまたま 仕事でもライブでも一緒にいることが出来ない幸運をも感じている。久々の邦寿の休日ですm(__)m

18歳終わり頃から三味線の世界に入りすでに30数年です、自分の稽古・練習が第一でした。23歳である 大手会社の社長さん宅に毎週日曜日に出稽古に行き始めました。とても可愛がってくれた社長さんご夫婦 (息子さんはその後とっても有名なジャズのドラマーになったんです)

数年後、段々邦寿も日曜日という日に時間が取れなくなり、伺えなくなってしまい途切れてしまいました。 で!邦寿の結婚後です。ある笛の師匠からの紹介で池袋にある砂糖問屋さんの奥さんが、我が手作りの汚い プレハブ屋敷に習いに来ていました。今考えれば教え方の未熟さからでしょうね、なかなか上達とまでは行かないんです。

その頃から劇団鳥獣戯画や前進座養成所にも団体稽古で教えに行っていましたが、ひょんな事から幸運に 芝居の仕事が増え巡業や劇場での演奏が廻ってきました、年の大半を前進座の芝居で演奏をして!松竹の歌舞伎公演にも 時々伺える様になり、立て三味線・ワキ三味線の経験を積んでいく日々を過せるように生活が変化してきました。 すでに【伝の会】も結成して大分経っている頃です。

ある時同年輩の連中と飲みながら話していると、その多くが九州に・金沢に・北海道に・四国に・大阪・京都・仙台など等に 毎月出稽古に行っている話しを聞いていました。邦寿は芝居で仕事で全国各地に行く事が出来ていまして、今現在行っていないのは 「佐渡」だけです。ですから地方に行きたいという羨むような思いは無かったんです。
 
その後!北海道帯広での伝の会でした。唄方で一緒に来てくれた(現在・君三郎さん)時の事です。地元でお稽古をしている お師匠さんと、そのお弟子さんたち10数人で越後獅子を僕達と一緒に弾きまして、その後第2部が【伝の会】という形に したんです。前日の乗り込みで下合わせをしまして、会食と言いますか!宴会と言いますか!なにせ一番楽しいひと時の場所です。

主役は伝の会のはずなんですが多くの注目は君三郎さんなんです(^_^;) でも話を聞くと仕事で指導で何度もお世話になって いらしたらしいんです。土地の方々が!

長唄を通じて前々からお一人お一人とのお付き合いがあったんですね。組織の一員として、グループの一人として多くの方々とは 親しくしている邦寿ですが、感じたんです個々でのパイプの素敵さと大切さを!

その後お稽古が楽しくなりました、一対一のお稽古が!技術的にも知識的にも以前よりは上達している邦寿です。 教え方も分かってきたんですね、お弟子さんも段々増えてきました。今現在みんなよく頑張ってくれています!

ある時「伝の会とは・・」の文章を見ていて「古き良き長唄の魅力を今に伝える、その楽しさを今に伝える・・・・」 ここの文章の1番近くにいるのは弟子なんだと思いました。邦寿の思いを的確に感じてもらえるのは伝えられるのはお稽古なんだ! 

そんな中で芝居の地方巡業やら伝の会ライブを見た後の感想メールで、または電話で、ある時は直接楽屋に来て 「教えて欲しい、習いたい」という言葉を頂きました。

少しの古典ブーム・伝統芸の見直しという言葉のある中、長唄会にはその流れは来ていません(-_-;)でもそんな人に出会える邦寿は 幸せだと思います。夢と思っていた出稽古!「でも何故3箇所も??」博多・京都・浜松「だめよ〜!続かないわよ〜!」との 風の頼りもあります!

例えば、日本のどの場所に店を出したとしても・腰のある麺と美味しいだしやスープに価格、サービスがいつまでも続けられる そば屋さんかラーメン屋さんは、次第に口こみや評判で客が客を呼び繁盛すると思うんです。喜ばれる品・物を提供し続ける努力と 手間を惜しまなければ必ず人は認めて成功すると。ただ店舗を増やしすぎてツブレタ大手食品店もありましたが(^_^;)

邦寿は【頼られる事には思いやりを持ち】【期待には努力を惜しまず】【誠意には感謝で答え】【他人を羨まず】【信念を持ち続け】 【それらを維持する忍耐】は負けない自信があるんです!
ドコと無く宗教っぽいですが!邦寿は無神論者ですのでお間違えの無い様に。
その土地で邦寿を応援して下さる方、場所を快く貸して下さる方、邦寿を頼りとしてくれている方、その方々に応えたいんですね、 まだ動ける体とハッキリとした気持ちがある間に!今始めなければと思ったんです。

お芝居の黒御簾の仕事・・邦寿の最高の仕事場です今も昔も、おそらく今後もです。同様にイヤそれ以上に当然【伝の会】です。 そんな仕事・舞台を持つ邦寿のお弟子さんには今迄もこれからも、稽古日程での負担を掛ける事でしょう。だからこそ誇りに思える 師匠でいなければならないと自覚しています。

多くの人に舞台やライブを観て聞いてもらい感動を与え、そして多くの人にその楽しさを伝えていく・・!それが今年から見えた 邦寿の道です。(チョットかっこ良すぎ??)でも頑張ります。


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