鉄九郎の青?裸々な日常 第58号
- 2001年9月16日〜30日
- 鉄九郎日本縦断?東京・新潟・徳島
- 9月16日(日)
- ヒロキ(忠次郎くん)と奥方である藤間小太郎さんの浴衣会。ウチの弟子も何人か参加させてもらう。今年で2回目か3回目か。幕が開く前に、緊張しているお弟子に向かって「緊張すんなよ。お客さんはみーーーんな君のこと見てるぞ、ヒャヒャヒャー。ドキドキしてると手がふるえてスカバチするからな、ヒャヒャヒャー。大丈夫大丈夫ー、頭ん中真っ白になって棒立ちになることなんて考えるなよ。まあ棒立ちにはなんないけどな、なんせ座ってんだから、ヒャヒャヒャー。・・・」などと言って緊張の上乗せをするのだが、そんなこと言われても堂々と弾くようになってきちゃったなぁとしみじみと思った。チェッ・・・
- 9月117日(月)
- お弟子さんにお稽古をしているといろいろ思うことがある。会のあとではみんな必ずと言っていいほど上達している。残念なことにそれがお弟子さん本人にはわからないのだ。師匠は一人でほくそ笑む。そしてその上達を本物にしたいと思う。
- 9月18日(火)
- 「千と千尋の神隠し」が見たいと娘が言っている。そういえば、娘は映画を映画館で見たことがないのだ。連れていってあげたいなぁ、と思うが、自分もここんとこ映画館から足が遠のいている。駅でやっているんだけどなかなか行けない・・・・。なので、妻と娘で見にいったらしい。大きなスクリーンにびっくりしたようだ。ポップコーンを買ってもらって、ご機嫌に泣いてきたらしい。「さてぃ(SATY)でみたからくらかったよ」と言っていた。
- 9月19日(水)
- 25日26日に「いろはに邦楽」という公演に出演する。今日はリハーサルのため文京区勤労福祉会館に行く。
- 9月20日(木)
- 電気三味線というのかな?エレキ三味線というのかしら?ま、ありますよね、シールドがついていてエレキギターの三味線版のようなやつ(あくまでも簡単に言うとということです)。何年も前から「使ってみませんか?使ってみたいなぁ」と言う会話が要所要所で出ていたのだ。「三味線かとう」さんとも話したことがある。木下伸市さんやアガッチとジョイントしていて、かっこいいなぁとか思ってた。やっと現実の話になり、小野木さん、邦さんとともに「三味線かとう」さんに行く。希望どおり10月3日の沼津のステージで使ってみることにする。
- 9月21日(金)
- オフ日。「はぁ休みだ」と思ったら風邪ひいたかんじがする。やんなっちゃうよぉ。
- 9月22日(土)
- 獅童くん宅のお稽古日。朝起きたらますます喉が痛い。車に乗るが頭がボーっとしてくる。やべー、本格的に風邪だぞぅこりゃ。娘の風邪がうつったらしい。妻も関節が痛いと言っている。一家で風邪だぞぅ。一家で和気医院へ行く。どうやら三人とも同じ風邪だ。おのおの薬をもらう。
- 「おい、おまえのシロップじゃないかよ。久々だなぁシロップ。最近じゃ粉末が多いのによぅ。甘いぞ、いいなぁ、見ろよこのピンク色を」
- 「あましょーだね、ほっとしゅるよー」
- 「さ、飲んでみろよ、いいなあ」
- 「うわっ、このあじしゅょごい。しんじられないあじだぁ」
- 「え、味がだめなのか、かわいそうに、ははは・・・うっ、俺のはにがいやー」
- 「しゃっしゃっしゃっ」
- 「なんちゅう笑いやっ」
- 9月23日(日)
- お彼岸だけど、家族で風邪のため休養にさせてもらった。ご先祖さまたちごめんなさい。
- 9月24日(祝)
- さっ、今日はお稽古日だから風邪なんて言ってらんないぞー、と思ったらすこーし楽になった。
- 9月25日(火) 柏崎市民会館
- 関越通って三時間、「いろはに邦楽」の公演のため新潟の柏崎市にやってきた。邦楽を柏崎市の小中学校の生徒に紹介する公演で、26日27日で四回公演をする。出演者は渡辺峨山(MC/尺八)さん、荒川明英(篳篥)さん、中村香奈子(龍笛)さん、野田美香(笙)さん、高橋佳子(筝)さん、大久保智子(三絃/筝)さん、善養寺恵介(尺八)さん、望月晴美(囃子)さん、小山竜昇(津軽三味線)さん。
- 9月26日(水) 柏崎市民会館
- 昨日がリハーサルで今日から本番。僕は「越後獅子」を弾き唄いし、長唄風の「さくら」をチラっと演奏する。風邪ひきでの弾きうたいはスリルがある。
- 9月27日(木) 柏崎市民会館
- 朝7時起床。すがすがしく目が覚めた。こんな日もあるもんなんだなぁ。このホテルはおもしろくって、ビジネスホテルなんだけどね、お風呂場に窓があるんですよ。湯船のとこに窓があって開けられるんですよ。なかなか良いんだよねこれが。ちょっとした「露天ユニットバス」なの。朝から呑気に露天ユニットバスを堪能しました。本日も2回公演をして帰京。
- 9月28日(金) 明日、徳島で仕事のため準備準備。
- 9月29日(土) 徳島市立文化センター
- 7時30分羽田発の飛行機に乗るには、家を何時に出りゃあいいんだ?ええいっ、考えんのも面倒だっ、タクシーで行ったれ行ったれーーー・・・・ゲッ、結構お金かかんのね・・・。まあ、大枚払ったおかげで予定よりかなり前に到着した。しかしテロのせいで荷物チェックが厳しいため、搭乗口まで行くにはなかなかの時間がかかる。
- 今回は踊りのお浚い会です。10時30分には下ざらいが始まった。さあ、長い一日だぞー。途中でお弁当食べる時間もあったんだけど「食べたら寝てしまう」と思い、コーヒー飲んで我慢していたら気持ち悪くなってしまった。わしゃなにをしてんねんっ。
- 無事終わり、みんなでごはん食べて、かるーーく飲んでイガイに早くホテルに帰ってきた。風呂も入り浴衣姿で、ひさびさに会ったブロ(和佐武郎氏)やんと、部屋でちょっと飲みながら、昔話にハナを咲かせていると、明日「執着獅子」を踊る永島のママから「てっくろー、でてこーーい」の電話。えーーーっ、もう寝る準備万端なのになぁーー。
- なんでも、前回は本番の前だからと店(永島という高級クラブ・・だと思う、だって払ったことないしー)休んで早々とふとんに入ったが眠れず緊張が高まったという。だからと言って今回は店休んで飲んだくれることもないと思うがなあ。極端やねんっ。
- 前回の3年前のこの会が和佐次朗さんと三味線を弾いた最後だった。徳島の人たちも「前回のときはなぁ・・・和佐次朗おっしょはんがなぁ・・・」と口々に言う。結局、ママとブロやんとで和佐次朗さんの尽きない話をし、ケッコーな時間になった。
- 9月30日(日) 徳島市立文化センター
- やっぱり二日酔いの朝をむかえた。徳島に来ているときは毎朝二日酔いだ。まともな朝の風景をみたことがないよーな・・・。しかし、そんな二日酔いも会場に着いたころには・・三味線の支度をするころには・・着替えをすませれば・・舞台にむかうころまでには・・さすがに幕があけば・・なんのなんの2曲目の立三味線をするころには・・と、とっくにお酒は抜けているのでしゅう。さ、さーすがーーっ。
- 調子良く会は進んで行き予定どおり18時15分に僕らの出番は終わった。待たせてあったタクシーに乗り込み空港にダッーーーシュ。19時20分発最終の東京行きに飛び乗る。気が付くと羽田だぁ。ああシンド・・・。